日々のケアにおいて高齢者が「何に苦しんでいるのか」「何を望んでいるのか」を知り、意思が尊重された生活が送れる事が大切であり、そのことがACP(Advance Care
Planning)にも繋がっていくと考えています。そのためには、これからも相談者である看護師達の困難と向き合いながら、活動を継続していきたいと考えています。
また最近では、新たなケア方法の導入や従来のケアを改善する際に、Quality Improvementの手法を試みています。一例として、要介護状態の入居者のAdvance Care
Planningをより早期から適切に行い、最期の時まで質の高いケアが提供できるよう、同じ市内にある慶應義塾大学と当事業団で共同研究の契約を締結し、研究者と協働して取り組んでいます。